医師紹介

医師紹介

院長: 稲尾 瞳子

院長

稲尾 瞳子

経歴

2003年島根医科大学卒
島根医科大学第一外科入局
2012年島根大学大学院卒
2012年熊本大学乳腺・内分泌外科入局
2023年10月あまくさ乳腺クリニック開業

資格

日本乳癌学会専門医

日本外科学会専門医

がん治療認定医

検診マンモグラフィ読影認定資格

検診乳房超音波検査実施・判定認定資格

ドクターズインタビュー

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Q:精度の高い乳がん診断ができる理由は何ですか?

精度が高い乳がん検診とは、検診の感度と特異度が高いことを示しています。すなわち、きちんと乳がんを発見する確率と、乳がんでないものは異常なしとする確率が高いことです。そのために必要なことは、それぞれの施設、従事者のそれぞれがきちんと精度管理されていることが重要です。

クリニックでは、私はもちろん従事する検査技師すべてが認定資格を取得、維持しており、また使用する機器も精度管理がなされていることを常に確認しています。

Q: 精度の高い乳がん診断ができる理由は何ですか?

Q:診療の際に心がけていることを教えてください。

Q: 診療の際に心がけていることを教えてください。

まずは、正しく診断するために必要な検査について提示し、診断を進めていきます。そうすることで、患者さんが安心して検査を受けることができると考えております。

再検査が必要との通知を受けると、誰でもまず「がんかもしれない」と大きな不安を抱えますよね。ほとんどの人が不安で緊張して来院されています。

そのために、診断の精度管理を行うのと同様に、来院された患者さんの緊張が少しでも和らぐように、院内の環境を整えたり、スタッフから適切な声掛けができることも重視しております。クリニックならではの、心配り目配りを大事にしています。

Q:手術後のフォローアップも充実しているそうですね。

乳がんは術後の関わりも重要であると考え、充実できる体制を整えております。たとえば、手術したあとの傷の痛みやリハビリ、術後のリンパ浮腫に対するケアや指導、ホルモン療法中の更年期障害に対するお悩み、つきまとう不安など、術後も健やかに美しく過ごしていただけるには、どうしたらいいか、情報を集め、それぞれの患者さんに必要なものはなにか、常に考え提供していきたいと考えております。

当院には、熊本県内では数少ないリンパ浮腫ケアの資格を持つ看護師や、心のケアを専門とする看護師が在籍しています。

その他にも、県内、国内から術後のアピアランスケアに従事している人たちと連携をとり、天草で充実したアピアランスケアの提供を行っていきます。

私ひとりで完結するのではなく、院内、県内の専門スタッフが関わることで、個々の患者さんに満足した術後ケアを提供できるよう努めております。

Q:手術後のフォローアップも充実しているそうですね。

Q:その体制を整えたきっかけは何だったのでしょう?

Q: その体制を整えたきっかけは何だったのでしょう?

以前は総合病院などで勤務していたのですが、その頃は、私自身が患者さん一人ひとりに向き合う時間が足りないと感じることがありました。乳がんに対する治療を完遂することは最も重要なことです。クリニックでは、治療を終えた患者さんが身近な生活で感じる、「術後の下着はどうしよう」「仕事はどうしよう」「ときどき不安になる」などの問題にじっくり向き合っていきたいと考えています。クリニックを開院してから、よりその思いは強くなりました。

また、他にも同様に考えているスタッフや関係者がいることも知りました。正しい情報収集を行い、定期的に正しい情報提供を行うことを継続していきたいです。

Q:大きな病院との違いは何でしょうか?

クリニックでは、手術や放射線治療、抗がん剤治療ができません。しかし、治療に伴う副作用や不安を解決することに尽力しています。

誰でも病院通院はおっくうです。土曜日や平日午後も診療しておりますので、お仕事をお休みすることなく治療継続が可能です。

なるべく待ち時間の短縮を目指しています。

患者さんが治療後も早く元の「自分らしい生活」を取り戻せるように、またその後も健やかに安心して過ごしていただくようにサポートすることが、私たちの役割だと思っています。

Q: 大きな病院との違いは何でしょうか?

Q:患者様とのお話で心がけていることは?

Q: 患者様とのお話で心がけていることは?

まずは、しっかりとお話が伺える環境を整えることです。それぞれの患者さんが、それぞれの環境で過ごしていますので、感じられる疑問や訴えは様々です。また、相談しようか迷っていらっしゃる方もいらっしゃいます。クリニックでは、まず問診時に看護師がお話を伺って、診察を行っております。

次に心がけていることは、わかりやすく説明をすることです。医学用語は分かりにいことが多いので、難しい項目については文章や冊子を用いて説明するようにしています。また、診察の後、看護師と再度面談を行って、説明の補助を行っています。

スタッフ一同、これまでの経験を活かし、不安に感じている患者さんには寄り添ってお話できるよう心掛けています。

Q:オンライン診療を取り入れた理由を教えてください。

女性は日々忙しく過ごされていますが、やはり乳がん治療も重要です。両立できる方法の一つとしてオンライン診療があると考えています。

特に術後ホルモン療法は長い治療になりますので、通院が大きな負担になり、治療継続が困難な場合があります。すべての診療をオンラインで完結させることは難しいですが、一部の診察をオンラインで行うことで、通院による時間的な負担を軽減したいと考えています。

オンライン診療

Q:アピアランスケアにも力を入れているそうですね。

Q: アピアランスケアにも力を入れているそうですね。

治療中やその後の見た目の変化は、患者様にとって大きな心の負担になることがあります。

そうしたお悩みに寄り添うのがアピアランスケアであり、自分への自信や、治療意欲が高まることが示されております。患者様が少しでも前向きに治療に臨めるよう、アピアランスケアを通じてサポートしています。

Q:最後に、どんな方に来院してほしいですか?

自覚症状がある方や、検診で異常を指摘された方はもちろん、授乳中のトラブルや胸の湿疹など、乳房に関する気になることがあればいつでもお気軽にご相談ください。

今まさに乳がんの治療中の方、これまでに乳がんの治療を受けた方には、一度是非受診して頂きたいです。

セカンドオピニオンにも対応していますので、今の治療が適切か迷っている方もぜひお越しください。

今後、イベントなども行っていく予定です。お気軽にご参加ください。

Q:最後に、どんな方に来院してほしいですか?